イギリス不動産事情



50年の建築物は新築扱い

イギリスには古い建物が沢山あります。1666年ロンドン市街を覆うほどの大火があり、それ以降木造建築は禁止となりました。ですのでレンガや石造りの建物が多いのです。古い建築物を大切にし、一度建てたものを壊したり、改装したりすることは容易に許可が下りません。内装だけをリノベーションし使い続けます。住む人の目に入る景色までも資産であるという考えがあり、景観を損ねる事を非常に嫌うようです。美しい街並みも皆の資産であるとう思考は窮屈に感じる事でもありますが、そうして守られてきた歴史ある街並みは市民の財産ですね。


ポンドが安い(GBP)

自国に住んでいると法定通貨の価値は変動していないように感じるでしょう。しかし、海外の法定通貨の価値は一刻一刻変化しています。世界で一番貿易されているのが通貨です。景気によって価値が変動します。EU離脱問題で通貨の価格が下落、離脱後は想定していた反動が
なかったためか改ぐクしていたが、COVID-19騒動で再度下落している。

現在の円ポンドレートはこちらから~yahooファイナンス引用~

スターリング・ポンド(GBP)はイングランド&ウェールズにおける法定通貨で、イングランド銀行、スコットランド銀行、クライズデール銀行、ロイヤルバンク・オフ・スコットランド(RBS)が発行している。

グリーンベルト政策

国土の約10%しか開発できない
どの国よりも早く産業革命を経験したイギリスは、様々な問題に直面した。人口が都市に集中し、環境汚染・土地の高騰・町がスラム化(治安悪化)した。その解決策がクリーンベルト政策である。都市を分散する目的で実施されたもので、これにより宅地と田園地帯を厳重に管理することができた。一部の都市を除き、高層建築物が無いため圧迫感のない街並みと、近距離に緑地帯があるので非常に暮らしやすい国と言える。しかし、一方で慢性的な住宅不足に陥っている。田園地帯を潰して住宅を建てられない為、古い住宅をリノベーションして活用している先進的な国と言える。


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